君の明日は、私の明日
大好きな人を自由に*Side Noah*
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ガタンゴトン……
私達、栄華と深尋と…良奈ちゃんで電車に乗り…お姉ちゃんのとこに行こうとしている。
「なあ、乃愛…んとにこれでいいのかよ?」
深尋が私の顔を覗いてそう聞いてきた。
私は静かに頷いたー……
「そうだよ……お姉ちゃんも…幸せだろうから…私が振り回しても迷惑なだけだしー……それに……これからやりたいこともあるんだ…」
私は力強くそう言った
「乃愛が決めたことなら…私達は応援するよ……頑張ってね」
栄華はそう言って私に優しく笑いかけた
良奈ちゃんも優しく微笑んでいたー………
うん……私頑張るよ……。みんな……
みんなの期待に答えられるようにー………
私……大好きだからこそ…お姉ちゃんに言うんだー……
大好きなすべてを…私なりに…頑張って守りたいんだー……
私はそう言って右手をギュッと握った。
お姉ちゃん、頑張るよ…私ー……