君の明日は、私の明日
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私は図書室にこもって恋愛ものの小説を読んでいた。
良奈ちゃんは、受験勉強でしばらくは勉強に集中
とびきり頭良くて…平気だっていうのに…結構心配なんだって…
うちの高校は、そんなトップクラスじゃないから、頭悪い私でも入れたから…
良奈ちゃんは勉強しなくてもいいのにー……
あ、そう…良奈ちゃんはここの私達の高校に入る事にしたんだって。
春から、私達の後輩だ!
で…それでも……先輩…どこの大学行くんだろうー……
会えなくなるのかなー……
ーーーーガラガラー…
ドアが勢い良く開けられた。
「…深尋?」
そこには、深尋がたっていた。
バスケ部の制服を着て少し汗かいていて色っぽかったー……
「何してんの…?」
「それはこっちのセリフだろーが!俺、お前に話ししにきたんだよ!」
深尋はそう言って私の隣に座ったー…