君の明日は、私の明日



ーーーーーーー………



「そういうこと……」


私はうんと頷いた。


私は今、栄華の部屋にいます。



今まで起きたことを全部栄華に話した。


栄華はやっぱり私を分かってくれた……。



「玲桜大学にいくなら…しばらく会えないね」


私は頷いた。


「行く気なんてないよ……」


栄華は私の髪の毛を撫でた


栄華はいつも私を分かってくれる……


本当にいい親友……



「あのね……乃愛…私、乃愛に自分のコイバナしたことないよね…」


イキナリ言われてはっとした


確かに!


前も教えてって言ったけど、絶対に教えてくれることはなかったー……



「うん…ないね」


「ー………お願い…昴には…もう近づかないで…」



ーーー…え??



栄華は低い声で…私の瞳をまっすぐ見つめてそう言った。


どういうこと??

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