君の明日は、私の明日



私は乃愛を自分のベッドに寝かせて頭を冷たいタオルでふいてあげた。



「……17歳で酒飲むとか……早すぎ…バカ…」


私はそう呟いた……



呟くと同時に涙が込み上げてきた……


何があったのよー……


酒飲むなんて……




眠る乃愛がとても可哀想に見えた…


「うっー………」


低い声をあげて苦しそうになる乃愛…


私は乃愛を抱きしめた…



「おね…ちゃ……気持ち…わ…るっ」


私はすぐに乃愛から離れた。


乃愛は立ち上がると床に戻した。



その姿が可哀想で…私は乃愛をギュッと抱きしめた…



「乃愛………そばにいてあげられなくて…ごめんね……お姉ちゃん…乃愛のこと…忘れてなんかないよ……」



私がそういうと、乃愛はにっこり笑った

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