君の明日は、私の明日


私は、床を掃除して、乃愛に自分の服を着せた。


よっぽどのことがあったのかも…



昴もさっき、乃愛が泣きながら走ってて死にそうになったとか……



私は、ぐっすり眠っている愛しい妹見て本当に泣きそうになった…



「ごめんね…乃愛…今日だけは…お姉ちゃんらしいことさせてね」



私は乃愛をギュッと抱きしめた…


乃愛の目からは涙が流れたー……



「寝ながら泣くなんて……赤ちゃんみたいだよ…」



私は静かにそう言ったー……





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