君の明日は、私の明日


ーーーーー………



学校に行ってドアを開けると真っ先に栄華が近づいてきた。



「ちょっと、ギリギリだよ…あとちょっとで遅刻だったよ?」



私が滅多に遅刻することはなかったから心配だったのかも…



「なんでもないよ……」


「まって、もしかして、昴のこと…?私が前に教えた…」


私は首を降った


「違うの…ただ……」


私がそういうとまた頭に激痛が走った…


立っているのも辛くなり近くの机に手をついた



「ちょ……大丈夫?乃愛…」


栄華が心配そうに覗いてきた。


私は無理にでも笑った



「う…うん……実は昨日…飲んじゃって」


「え……ええ?!」


私は覚えていることを全て話した。

家で喧嘩になって家を飛び出した。
最初は、ただの腹癒せのつもりだったけど…知らないうちにどんどん飲んでしまった

そしておきたら愛美さんの家にいたということ
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