君の明日は、私の明日


「せ…んぱい!!昴…先輩!」


私は先輩の背中を必死に追いかけた


黒い卒業服が素敵…



前は気がつかなかったけど…


背が少し伸びたね…


先輩……こっちを向いて…


先輩はクルッとこっちを振り向いた



先輩はかっこよかった。

深尋によく似てた…

私は先輩の胸の中に飛び込んだ…



「は……の…乃愛?」


私は先輩の顔を見上げた。



「アメリカに行っちゃうって本当ですか?」


て、そこで気がついた……

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