君の明日は、私の明日



「で、話の続き…」


「あ、うん……」



いざとなって恥ずかしくなった……


勇気…勇気…



「アメリカに…いっちゃうって…聞いたんです!」


先輩は頷いた…


やっぱり……


この恋は無理なのかな…


“待っててあげる……”



“そんなの…やだ”


いろんな気持ちが自分の心の中に走っている



しばらく沈黙が走る……



「………先輩……好きなんです…」

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