君の明日は、私の明日



ーーーーーー………


「のわぁー」


可愛い女の子がこっちに走ってくる。



「スミレー!」


スミレは4歳になっていた。



お母さんに似たスッと高く伸びた鼻と綺麗な目
お父さんに似た綺麗なリンゴの頬と長いまつ毛



何もかもが可愛くて美女に育って行くスミレちゃん。



「乃愛っ!もうしゅぐ…時間になるからーおかあしゃんが早く出て来いーって」


「はいはい、すぐに行きます」



私はパタパタ走って行くスミレの後ろ姿を見つめた


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