君の明日は、私の明日



「今日、うち来いよ〜兄貴の誕生日さ!ケーキあるぜ?」


耳にまで届きそうな綺麗な笑顔…


「え、まじで?!?!今日、先輩の誕生日だったの?!どうしよ?知らなかった‼プレゼントない……」


「いーんだよ、べつに‼俺もねーし、へーき、ヘーき」


深尋はにっこりと笑いながら私の肩に自分の腕を載せた。


これはいつものことだけど結構意識しちゃって顔が赤くなっちゃうー……



必死に顔が赤くならないように我慢するんだけど……



「乃愛〜深尋〜〜もう、ラブラブしてないで〜混ぜてよ‼‼」


そう言って私達の中に入っていたのは…私たちの幼馴染でもある…


「おう‼栄華‼‼よっ」


「栄華、おはよう」

栄華。
篠崎栄華!肩したまでの髪の毛は茶色でカールがかかっていて
とっても神秘的で可愛い子‼

私とは天と地の差があるよ〜…



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