君の明日は、私の明日
「やっぱ、大変だね!モテる深尋達も」
私は頷いた。
栄華もね……
今、教室にいる人も1/3は女子で他はみんな男子。
女子ほとんどは花咲の二人に興味をしめしているからね。
「そういえば、あのあとさ…先輩とどうなったの?」
そう聞いてきた栄華。
「えっと…水無月さんと別れてしまって…落ち込んでたらしいけど…」
「ええー?!?!まじですっか!」
「うん…ていうか、変な発音しないでよ」
栄華は「え〜…」と言うように
うつむいた
そうとうビックリしてたんだろうなぁ…
先輩と水無月さんも…
いいカップルだって話題だったし…
「で…先輩、今は?」
「もう、大丈夫みたいだよ」
私がそういうと栄華は「良かったぁ〜」と
安心な声を漏らした。