君の明日は、私の明日
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3階にいくとなんだか、余計目立つ。
みんなの目が鋭いっていうか、オーラをまとって…
攻撃でもしかけてくるのかな?……なんて…
ガラっ...
私は3年6組の教室のドアを開けた。
ドアを開けた瞬間みんなの視線がこっちにうつる。
先輩を探さなきゃー……
私は大きな教室を見渡した。
すると、前の席にいた!!女の子に囲まれている先輩が!!!!
「昴先輩!!」
私は先輩の後ろから声をかけた。
先輩はこっちに振り返った。
「なにこのこ」
「昴になんのようなの?」
「てか、彼女?無駄にかわいんだけど」
「てか、胸でか」
周りの女子が汚いものを見る目でこっちを見る。
「先輩。大事な話があります。今すぐきて」
私はストレートではっきりとした声でそういった。
「告白するつもりだ。」
「くっそーまた、吏衣に一本取られたか」
「昴ばっかいいなぁ、てか、あんなかわいいこ」
「ていうか、決闘しかけてくるようなオーラじゃねえか」