君の明日は、私の明日









「へぇ、乃愛もいねーんだ、珍し」



「うん。用事あるって言ってさ…バイト探すのかな?」



「いやいや、あの乃愛がバイトなんてするわけねーだろ」



「……するんだけど……前もしてたんだよ?」



「うぉ?!まじか?!知らんかったわー」



深尋はイチゴジュースを全部飲み干した。


今は、近くのカフェにいるの。



深尋は部活(バスケ部)なんだ、今日。


乃愛は用事あるから先に帰った。


結局、久しぶりに深尋の部活でも見に行って今、やっと終わったからカフェでのんびりってこと。




「そういえば、お前、兄貴の教室行って告白したとか」


え"…?!


「したっけ……?」



した覚えもないので必死に頭をかき回す。


間違えてしちゃったとか?!

うそ?!どうしよ…




「ま、他の人がいうには、みてーだけど」


「なんだ、ただの誤解ね。」



私はフッと胸を撫で下ろす



間違えて告白しちゃったかと思っちゃったじゃんー……
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