君の明日は、私の明日
「でも、うめーだろ?」
私は頷いた
「一人で食べるよりこうやって楽しく食べた方が美味しいですよね?
また、いつでも料理頼んでください」
私はまた満開の笑顔でそう言った。
すると、先輩は目を大きく見開いて私を見つめた。
なんでだろ…
もう一度、先輩に料理を作ってあげたいなぁ~なんて。
美味しいって言われると…嬉しいかも!!
心が踊る!
「きもい。」
「はっ?!」
いきなりストレートに最悪な言葉を言われた。
今までのお花ばたけにいたいい気持ちなんて吹っ飛んじゃってて…
「いつまでも、ニタニタしてきめぇな」
「な、キモくて悪かったですね!!!!!!」
私がそう怒鳴ると先輩は声をあげて笑った
まって…
な、笑った?
いつも、無表情でぶっすーってしてる先輩が…太陽みたいに…
深尋みたいに…笑った?