君の明日は、私の明日
珍しい……
「嘘。笑ってた方が可愛い」
先輩は落ち着いてそう言った。
また、顔が熱くなって行くのを感じた
「また、赤くなった」
ぇぇ…もう、やだ!
今日赤くなってばっか!
何でこんなんなっちゃうの?!病気?!
「ーもう、意地悪しないでくださいよっ」
「はいはい、乃愛はもう帰れ。」
「え?」
「そろそろ、深尋が帰ってくる」
私は時計を見た。
6時30分…
ーーーやばい…
深尋に私と先輩が一緒の家に2人きりでいたって知られたら…誤解される!!!!!!
「そ、そうですね!!私も帰りますから!!それじゃあ!!!いっぱい食べてください。また明日」
私はそれだけいうと急いで先輩の家から飛び出し、自分に家に向かってダッシュした.