君の明日は、私の明日



「これ、見てみろよ!!何だと思う?!」


深尋は、教室の女子から騒がれているのも無視して私たちに何かを見せる。


んん~
何だそれ…



視力はあまり良くないためよく見えない。


なんかの…チケット??


えっと……


プリンめ……?



「あぁあああああああああぁ!!!!!!」


「ちょ、栄華?!」



人が一生懸命読んでる時に大きな声出さないでよ



「ーそれって……プリンメカ超豪華ホテルの2泊3日できる高級チケットぉ?!?!」



栄華がおおきな声でそう言った。



うそうそうそ…?!



「ぷ、プリンメカっ?!」
「ーうそ、さすが…花咲家ですね」
「深尋くんといきたぁい……」



周りが一斉にざわつく。


まじで…?



「プリンメカのホテル…?」


「ああ!兄貴からもらった!3人でいこうぜ!」


深尋が嬉しそうにそう言った


< 65 / 285 >

この作品をシェア

pagetop