君の明日は、私の明日
「これ、見てみろよ!!何だと思う?!」
深尋は、教室の女子から騒がれているのも無視して私たちに何かを見せる。
んん~
何だそれ…
視力はあまり良くないためよく見えない。
なんかの…チケット??
えっと……
プリンめ……?
「あぁあああああああああぁ!!!!!!」
「ちょ、栄華?!」
人が一生懸命読んでる時に大きな声出さないでよ
「ーそれって……プリンメカ超豪華ホテルの2泊3日できる高級チケットぉ?!?!」
栄華がおおきな声でそう言った。
うそうそうそ…?!
「ぷ、プリンメカっ?!」
「ーうそ、さすが…花咲家ですね」
「深尋くんといきたぁい……」
周りが一斉にざわつく。
まじで…?
「プリンメカのホテル…?」
「ああ!兄貴からもらった!3人でいこうぜ!」
深尋が嬉しそうにそう言った