君の明日は、私の明日
私は浮かれていたのかもしれないー……
プリンメカと言うメチャクチャセレブなホテルに来れてー……
今まで、私も深尋も多分…乃愛の心の声に気がつかなかった…
この時から、私達は乃愛をこのプリンメカに連れてきたことを…酷く後悔することになる……
乃愛の心の闇を大きく切り裂くことになるんだー……
「眠れないの…?ココア、いれてあげようか?」
乃愛は首をゆっくりふった。
「なんだか…信じられなくって……」
「なにが?」
「プリンメカにきたこと……」
そんなに来たかった?
プリンメカみたいな高級なホテルやレストランは何度も行ってた。