大人のEach Love
もう既に半泣きの彼女に向かって、
『いない、いない、いないっ!!』
と、慌てて否定してみせた。
そう俺が言ったところで、彼女の告白に対する返事でも何でもない事に気付く。
「俺と、付き合うの?俺で、いいの?」
俺のおどけた言葉を聞いた彼女は、
「私は、あなたがいいんですっ!!」
そう言って、知り合ってから見た事もない笑顔を俺に見せた。
その笑顔があまりにも可愛くて・・・
俺は、不覚にも、
彼女を俺のマンションに連れ帰り、
俺からの愛を彼女に注いだ・・・