【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?
Side 啓太1
「まぁ、大変だろうがすぐ馴染めるだろ。
先に教室に荷物でも置いてこい。
そのあとは、相談室に居ろよ。
一応案内するが、いままで面接とかしてた部屋だから分かるだろ」
そういって、担任の男は、歩き出していく。
こんな、適当な先生は初めてだ。
でも、新しいとこに来たって感じで悪くない。
むしろ、いまの俺にはちょうどいい。
教室は、なんの変哲もない普通のものだった。
荷物を置いてクラス写真を何となく眺めてみる