【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?
お互い、一定の距離を保ちながら無言で足を進める
公園に着き
沈黙を破ったのは
槇津くんだった。
「話って?」
「明日の文化祭のこと。」
「だから、無理に誘わなくていいつってるだろ!?
どうせ、俺が行こうと行かねぇ
のとかわんねぇよ。
誘ってくるだけ委員長の、手間が増えるだけだろ。」
「手間なんかじゃない。」
自分でも、びっくりするくらい
大きな声で叫んでいた。