【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?



急いで本館一階の端にある


放送室を目指して走った




伝えなきゃ

槇津くんに・・・

好きだって。


言わなきゃ

槇津くんに・・・

自分のおもい




「着いた!」




ハッ!



思ったより大きな声を出してしまい

慌てて辺りを確認する。


幸いみんな、自分の世界に

浸っていて、こちらに注意を向ける人もいない






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