【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?
たまには、仕返ししてもいいよね。
横に座って、耳元でささやく
「啓太くんと二人っきりの
この時間を留めてしまいたいって
思ってるの。
罰清掃なんてついでだよ」
そういって、彼の頬にキスした。
「ッツ。反則。」
「ね?」
「意外性のある真面目さんだな。
・・・嫌いじゃねぇ。」
「だーかーら
わたしを、まじめと呼ばないで下さい。」
「じゃあ、委員長?」
「もう。」
「わりぃ。じゃあ、お詫びに・・・」
チュッ
顔が離れて二人で笑い合う
・・・まえもあったな
こんなこと。
きっと、こうなる運命だったんだろうな。
そう、思い
もう一度彼にいう。