【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?
黒板に一生懸命番号を書いている姿を見ながらおもう。
そういや、そんな雰囲気だったよな。
真面目そうで、
黒い髪を一本で後に束ねて
あと、眼鏡とおさげ髪だったら・・・
なんて、な。
どうでもいい事か。
「ねー、啓太くん。
あたしーみう。早川美羽っていうの。
よろしくねー。」
いきなり、声をかけられる。
見ると、俺の前にいた派手目の女が話し掛けてくる。
いかにも、クラストップのグループのメンバーですって感じる。