【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?


わたしより長くて綺麗なマツゲが


バッチリと見えてしまうぐらい顔が近い


「俺に合わせて」


耳元でささやかれ


槇津くんの胸に

顔を埋めさせるように

抱え込まれる




え?

え?

え?




「三村さん、体調悪そうだし

保健室連れて行ってくるから

あと、頼むわ」



そう、大輝くんに告げて

肩を抱くように保健室に向かう


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