【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?
先生がいなくなったのを見計らって
槇津くんに話しかける
「あの、わたし
体調悪くないんですけど」
(顔が赤かったのは ま、槇津くんが、ち、近かったから照れただけだし)
「わかってるよ?」
「え?じゃあ、」
「めんどかったから。」
「え?」
槇津くんは
軽くため息をつきながら
ベッドの近くの椅子にこしかけた
そして、わたしを見ながら薄くわらう。
「正直、めんどくさく思ってたんだよね
学祭。
かといって、早川みたいなのと喋りたいわけでもねぇんだ。
普通にどうでもいいんだ。」
そ、そんなもったいない。