恋文_届かなかった言葉_
「なーんてなっ!さーってと、ご飯食べよ!
先にリビングに居るからな〜」
と言って絢斗はあたしの背中を軽く押し、
部屋から出て、階段を降りていった。
ほんとにもぉぉぉぉぉ!!!
何なのよ!!あたしの照れを返せっ!
あっぶねぇ〜!
本気でかわいかった。あんなの反則だろ!?
今日から俺らは高校生か…。
時間が経つのはあっという間だな。
俺が存在できる時間もきっと、
あっという間に終わっていくんだろうな…。