恋文_届かなかった言葉_






~国立奥摩川学園~



「やっとついたー!ね、絢斗!」



「ギリギリじゃねーかっ!緋真利がずーと
髪の毛いじってるから!」



「仕方ないでしょ!?入学式よ?
第一印象って凄く大切なんだから!」



「はいはい、分かってるよ。
かわいいよ、凄く」




そういって、私の頭を撫でる。
大勢の入学生から、一気に注目される。


いきなりなんなのよぉぉぉぉぉ!!







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