年齢なんて関係ない!
ニヤッ。
『なんか、おもしろそう!ドア開けてみよっか。美里花(笑)。』
(う、うん。)
ガタガタ。
ドアを開けると向こうの男の子はビクッとした。
か、かわいい。
やばっ。私、Sかも。
そしてまた閉めようとしたから、ちょっと来てっと呼んでみた。
そしたら、ビクビクしながらでてきた。
『ごめんね。ちょっといじわるしてしまって。名前なんて言うの?私は、有瀬紗莉。』
「俺は、三木弥生。はなしかけるな。おばさん。」
『はぁ?誰がおばさん?一つ上なだけだし。それに三木弥生。ビクビクしてたくせに(笑)』
「はぁ。ちょっとはビビってやっただけだし。」
『む、むかつく。』
(ちょ、紗莉落ちつきなよ。一年生だし。ね?もう、チャイムもなるしもどろ?)
『……。わかった!もどる!バイバイ。チビー!』
「死ね!」
『お前こそ死ね!』
(まあまあ。おちつこ。早くいこ。)
バタバタ。