危険な彼氏☆
そして夜。
正直、彼を待っていた。
来るわけないって言う自分と、来てほしいって言う二人の自分がいた。
あたしは明日帰る。
今日会いに来てくれなかったら、あえるチャンスは二度とない。
ふと部屋を見渡すと紙が一枚落ちてる。
見ると、
『仕事終わってから2時くらいに行く。立花慎二』
これって、昼間の人!?
立花慎二…って言うんだ、彼の名前。
信じていいのかな、これ。
信じるしかない。
待ってみよう、彼を。