危険な彼氏☆
コンコン
ドアを誰かがノックした。
気のせいかな…
すると
カチャン
ドアが開いて誰かが入ってきた。
「寝てんのか…しゃぁないか。」
彼は枕元に座ってあたしの頭をなでた。
「泣いてたのか。ごめんな…」
彼の優しい声。
「泣いてなんかないよ。」
彼は一瞬驚いたような顔をした後、あたしのほうにキスをした。
「夢じゃなかったんだ。」
「夢じゃないよ。…俺と付き合って?」
「はい…ホントに夢じゃないよね?」
「ああ。俺は花蓮の彼氏、花蓮は俺の彼女だ。」
こうして二人は幸せになったとさ☆
危険な彼氏☆【完】