危険な彼氏☆


コンコン



ドアを誰かがノックした。



気のせいかな…



すると


カチャン


ドアが開いて誰かが入ってきた。



「寝てんのか…しゃぁないか。」


彼は枕元に座ってあたしの頭をなでた。



「泣いてたのか。ごめんな…」



彼の優しい声。



「泣いてなんかないよ。」



彼は一瞬驚いたような顔をした後、あたしのほうにキスをした。


「夢じゃなかったんだ。」


「夢じゃないよ。…俺と付き合って?」


「はい…ホントに夢じゃないよね?」


「ああ。俺は花蓮の彼氏、花蓮は俺の彼女だ。」



こうして二人は幸せになったとさ☆



危険な彼氏☆【完】
< 9 / 10 >

この作品をシェア

pagetop