可愛いあの人は高校生
あたしはだんだんやつれていった。
顔は痩せこけ、深いくまができ、お腹だけは出ているのにだんだん腕や顔ばかりが痩せていった。

でもそれにあたしは気付かなかった。
ずっと赤ちゃんは悲鳴をあげていたのに。



「うっ・・・。」
突然腹部の激しい痛みに襲われた。
思わずあたしはその場に倒れこんだ。



今まで感じたことのないほどの痛み。
お腹がちぎれてしまいそうになるくらい。



必死で携帯電話に手を伸ばし、救急車を呼んだ。
そしてあたしは意識を失った・・・・。




< 22 / 98 >

この作品をシェア

pagetop