可愛いあの人は高校生
ドキドキしているあたしをよそに加藤くんはあたしのブラのホックを外した。

いつもならすぐキスをしてくれるけど、今日はなぜかあたしをずっと見つめていた。
「いやっ・・・もー見ないでっ///」
「は?なんでだよ。」
「だって・・・あたし太って・・・・!!」


そう言うとあたしはシーツで体を隠した。
「ばか。別に何も変わっちゃいねえって。」
「でも・・・っ!!」

加藤くんはうろたえるあたしの手を無理やりほどいてシーツをよけた。
そして優しくあたしの体に触れる。


そのたびにあたしの体は敏感に反応する。
「あっ・・・・。」
思わず声が漏れる。



そしてあたしに無理のないような体勢にしてくれた。
こんなときだってあたしに気を使ってくれてる。
そう思うと笑みがこぼれた。


そしてゆっくりと加藤くんが入ってくる。
「あっ・・・あん・・・っ。」


加藤くんと同じ幸せを味わってる、そんな気分になるの。
あたしと加藤くんがひとつになる瞬間。




好きって言ってくれなくても伝わるの。



ねえ、ちゃんと伝わってるよ?
加藤くんの気持ち・・・・
< 5 / 98 >

この作品をシェア

pagetop