『美しき最強の彼女』
雷牙の幹部以上の部屋でその真実は明かされた。
俺は正直戸惑った。
流夜の事が普通に好きだったからだ。
だから、賛成もした。
なのに、”女”だったんだ……。
俺は思わず、自分の部屋に駆け込んだ。
俺の頭は崩壊寸前。
何故、男のフリを?
何故、女であることを言わなかった?
何故…なんだよ……。
…怖い、怖い、怖い怖い怖い怖い‼︎
色々な疑問や、「怖い」と言う感情で俺の頭は埋め尽くされていた。