『美しき最強の彼女』
ーーガチャ パタン
樹「ただいまぁー!」
………………。
あれ?返事がない。
おかしいな。いつもなら母さんが「おかえり」って言ってくれるのに。
俺は不思議に思いながらも、リビングに向かった。
?「……〜〜〜〜!!」
?「……〜〜。」
ん?話し声?
父さんと母さん?
ーーガシャーン‼︎‼︎
樹「ッッ!?!?!?」
リビングからガラスの割れる大きな音がし、驚いた俺は勢いよくリビングのドアを開けた。
ーーガチャ‼︎‼︎
樹「何して、ん…だ…………………」
俺は言葉が出なかった。
リビングに広がっていた残酷な光景。
今の俺くらいの年頃だったりしたら大丈夫だったのかもしれないが、この頃の俺にとってはあまりにも酷い光景だった…。