『美しき最強の彼女』



大勢の視線を受けながら、
蓮と瑠衣と一つの階段の前についた。



瑠「ココ上がって左が僕等の部屋だよ〜♪」




今更ながら、ココまで来てしまったっと思った。



もう引き返せない。
あの視線たちをまた浴びるのは嫌だ。




だが、コレを登ってしまえばどうなる?



私だけじゃない、雷牙全体が被害に遭う可能性だってある。





どうすればいい。
分からない。此奴を巻き込む訳にはいかない。



頭では分かってるのに足が勝手に前へと進む。





まるで身体が「行け」「進め」と、言っているみたいにーーー。







< 77 / 121 >

この作品をシェア

pagetop