『美しき最強の彼女』



蓮「……ふっ。やっぱりな。そんな気にしなくても、最初から分かってた。」



え?
最初から分かってた……最初から分かってた……



流夜「はぁ!?まぢで!?」

瑠 奏 海「まぢで。」

瑠「僕が一番に気づいたんだよ!流夜に抱きついたとき!胸が柔らか…ボコッ!いったぁーーー!何すんの!?蓮!」

蓮「わりぃな。手が滑った。」

奏「と、まぁ、そーゆ訳です。」



はは……最初から分かってた上で……

でも待てよ?それなら……


流夜「何故、女だと分かってた奴を雷牙に?」

蓮「ニタァッ。」


蓮は何とも言えない、不気味な笑みを浮かべた。



瑠「そんなの決まってるじゃん!」



……っ!?
まさか!!



瑠 蓮「雷牙の姫に…樹「ふざけんな!!」

流夜「……ぇ?樹波……?」





私が否定しようと思ってたのに、
何故か、樹波が否定した。









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