おさななじみ五人組!~五つの恋の物語~
え、ちょっ、何いまの?
頭の中で?がとびはじめる。
「・・・それじゃ」
それだけいうと、奈留はくるっと背中をむけて、走って行ってしまった。
私は一人、取り残されて。
「え・・・ええええ?」
わ、訳が分からないーっ!?
久しぶりにここに戻ってきて、幼馴染の一人と再会して、
他の人に会おうとしたらなんだか会えなくて、
最後のこれはなにーっ!?
混乱する私の腕の中で、ココがみゃうと鳴き声をあげていた。