My☆Teacher

言われて顔をあげると、先生が同じ目の高さにいた。

あ、しゃがんでるからか。

「秘密にしてあげる。

俺もそんなに悪いヤツじゃないから」

よ、よかった…。

「ただ」

……ただ？

その言葉の後に何が続くのだろう？

「秘密にする代わりにさ、俺とつきあってよ」

………………へっ？

先生の言った言葉に、あたしは耳を疑った。

「――つきあ、う…？」

あたしと、先生が？

「そ、つきあう」

ニコリと、先生は甘い笑顔を見せた。