My☆Teacher
このままだと、本当に流されちゃう…!

頭ではわかってるけど、躰はどうにもできない。

って言うか、どうすればいいの?

先生の唇が離れた。

そのまま耳元へと場所を変える。

「落ち着いて」

ドキッ…

ささやかれたその声に、心臓が鳴った。

ビクンと、躰が痺れる。

「梨代は俺に任せればいいから」

そう言った先生に、
「…任せ、る?」

あたしは聞き返す。

本当に先生に任せちゃって、いいのかな…?
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