My☆Teacher
先生?

誰かと一緒にいるのだろうか?

そっとドアを開けて覗いてみたら……声が出てこなくなった。

「どうして君は、僕を狂わせるのがお好きなんでしょうかね?」

ナニヲシテイルノ?

ソノヒトハダレナノ?

貪るように唇を重ねて、腰に回っているその手で躰に触れている。

これは…夢なのだろうか?

熱があるから、こんな変な光景を見ちゃってるの?

ギシッと、大きく沈んだベッドが違うと言った。

嫌、だ…。

あまりの事実に、あたしはその場から逃げ出した。
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