My☆Teacher
って、先生!?

先生が、あたしの目の前にいた。

ウソ、何で!?

驚いているあたしに、
「んだよ、男持ちかよ…。

行こうぜ」

集団はガッカリしたと言うように、あたしたちの前を去った。

「あ、あの、先…」

呼んだあたしに、
「勇吾だよ、俺は」

トンと、先生の指があたしの唇に触れた。


先生の車の中。

どこかの駐車場に車を止めて、
「それで、先生は何しにきたんですか?」

助手席から、運転席に座っている先生に尋ねた。
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