My☆Teacher
「つきあったらつきあったらで、梨代のそばにいたいと思った。

次は、触れたくなった」

チュッと、今度は唇に触れた。

「こうして抱きしめても、キスしても、梨代がもっと欲しいって思う。

物足りないって、言ってる」

キスするのをやめたと思ったら、先生があたしの肩に顔を埋める。

「俺がこんなにも欲張りだってことに気づいたのは、梨代のせいだよ。

梨代が俺を、そうさせたんだから…」

先生が泣きそうな声で言った。

先生…。

何でいつも、突然なの?

突然つきあおうなんて言ったり、抱きしめたり、キスしたり。

そのうえ…こんなのないよ。
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