My☆Teacher
「城本さん、放課後数学準備室に行ってますよね?
しかも毎日」
山瀬さんがあたしの顔を覗き込むと、そう言った。
だ、誰に聞いた!?
いや、誰にも言ってないから聞いてないはず。
…ちょっと待て!
あたし、結構用心しながら準備室に行ってるよ?
みんなが学校からいなくなるのを待ってから行ってるよ?
なのに…何で?
いや、今は黙って考えている場合じゃない!
黙ってたら肯定ってことになっちゃうじゃん!
「バカなこと言わないでよ!」
あたしは山瀬さんに言った。
「そもそも、何なのその話?
あたし、知らないんだけど」
今はただひたすらに場を収めるんだ、梨代。
しかも毎日」
山瀬さんがあたしの顔を覗き込むと、そう言った。
だ、誰に聞いた!?
いや、誰にも言ってないから聞いてないはず。
…ちょっと待て!
あたし、結構用心しながら準備室に行ってるよ?
みんなが学校からいなくなるのを待ってから行ってるよ?
なのに…何で?
いや、今は黙って考えている場合じゃない!
黙ってたら肯定ってことになっちゃうじゃん!
「バカなこと言わないでよ!」
あたしは山瀬さんに言った。
「そもそも、何なのその話?
あたし、知らないんだけど」
今はただひたすらに場を収めるんだ、梨代。