俺の命と引きかえに…       ~あの悪魔の呪い~





そういって、なにか呪文を唱えた。


『明日になれば、学校にもくるはずさ。』


「そっ。」


『あと、1つは何?
早くでないと、僕、死んじゃう。』


「へぇ~、どれくらいたったら、
死んじゃうの?」


『5日だよ。
だから、それまでに出して。』


ふふっ。いいこと聞いちゃった。


「いいよ。それまでには出す。」




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