噂のあの人


「ね、友紀、なんでこんなうるさいの?」



「あーあれじゃない?」



友紀の指差した方を見た。



廊下側の後ろのドア付近に2人の男の子が立っていた。

2人ともそりゃかっこよくて背も高い。



それを見ている女の子達がうるさかったのだ。



2人はここのクラスらしい。
私が寝ていたせいで、
私と友紀の隣の席は空いていた。
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