永遠なんてない。
彼の幼なじみ
「ちょっと希衣!?昨日、なんで帰ったの!?」
次の日、学校につくと同時に、カナコから質問攻めにあった。
「ごめんカナコっ!」
「…なんかあったでしょー?」
「…わかる?」
「顔に出てる」
「うそっ」
「後で教えてよね!」
わかったよ。そう言うと、カナコは満足したように自分の席に戻った。
「おはよ」
「あ、松岡くん…じゃなくて、京ちゃんおはよ!」
「ー…ぶ、ははは!早速ですね」
「早速使っております」
そう言って敬礼をすると、京ちゃんも敬礼して、
「どうもです、希衣さん」
と言った。
それだけで、顔がニヤけてしまう。
あーも!ダメだ。
好きすぎるよ。