緒方くんとあたし。





「決めたのかい?」

「はい、先生、どうかよろしくお願いします」

「わかった。卒業までは自宅から通ってお出で。無理に向き合おうとせず、ゆっくりと始めたらいい。家の者にも話しておくから。待ってるよ。」

「はい!ありがとうごさいます!」

いままでが吹っ切れたのか久しぶりに明るい声が自分から出てちょっとびっくりした。










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