緒方くんとあたし。
この店はトライアルができるコーナーがあって、カウンタータイプのものが壁に取り付けられていた。
4つ連なったところには先客がいて、ひとつだけ空いているところへ足を向けた。
そこには今流れているCDのメニューが置かれていて、それを見ただけでなんだかうれしくなってしまった。
「わあ、すごーい。こんなにいっぱいあるー。どれから聴こうかなぁ」
うれしくて、独り言をつぶやいてしまった。
、、、、、、、、、?
なんか気になる。
、、、、、、視線を感じる。