緒方くんとあたし。
「俺、これ買うから、一緒に聴かね?」
「え?いいんですか?」
びっくりして聞くと、げらげら笑った。
「、、、、、、あの」
お腹を抱えて、はあっ、とため息をついてから、
「俺らタメだぜ?笹原さん」
そう言った彼に驚いた。
「え?えぇっ?!そ、そうなの?!全然そんなふうに見えなかった、てっきり年上だと。あと、、、、、それと、名前まだ覚えてなくて」
「、、、、、、。」
うわっ!!めっちゃ睨まれてる、恐過ぎ!反論できない!