その瞳は何を見る?(仮)
「ふー……ここまで来れば安全かな?」

「あ、あの……あなたは…?」


先程、盗賊と名乗った男
危ない気もするがこの人から危険は感じない


「ん?俺?俺は、ただの盗賊だよ
名前は……――」


この人の言葉を遮るように
大きな音をたてて扉が開いた
それと同時に知らない声も聞こえた


「タツーーー!!!!」

「!?」


その声と音にビクッと体を震わせる
突然現れたその人は倉庫へと入ってきた


< 4 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop